Aviva Investors、1,600億円越えのサステナブル・トランジション・ファイナンスを達成

Aviva Investors、1,600億円越えのサステナブル・トランジション・ファイナンスを達成

5月23日、Aviva plc のグローバル・アセット・マネジメント事業であるAviva Investorsの不動産債権チームは、10億ポンド(約1,600億円)のサステナブル・トランジション・ファイナンス目標を超え、わずか18ヶ月前に設定した目標を3年早く達成した。

本成果は、不動産グループであるRomulusに対する2億2700万ポンド(約360億円)のサステナビリティ連動型リファイナンスの発表とともに明らかになった。

ロンドンを拠点とする投資開発会社Romulusは、100万平方フィートを超える複合施設ポートフォリオを所有・管理している。新しい融資では、Romulusが支払う借入費用は、サステナビリティに関連したKPIに連動し、融資対象となる資産(ロンドン全域のオフィス、ホテル、レジャー、小売分野の資産)で環境改善が達成されれば、より魅力的な借入金利が適用される。

【参照ページ】
(原文)Aviva Investors surpasses £1 billion sustainable loans target with Romulus deal
(日本語訳)アビバ・インベスターズ、ロミュラスとの取引でサステナブル・ローンの目標額10億ポンドを突破

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. QA5問で読み解く:手作業ベースのESG管理に見え始めた“壁”とは?

    2025-4-9

    QA5問で読み解く:手作業ベースのESG管理に見え始めた“壁”とは?

    サステナビリティ開示においてもDXの必要性が高まりつつあり、投資家からは財務情報との関連性や信頼性…
  2. 2025-4-7

    ISSB基準採用に向けた「ロードマップ策定ツール」を発表―各国の戦略的導入を支援

    国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、各国の規制当局がISSB基準を採用または活用するにあ…
  3. ESG情報管理で戦略の質が決まる!SaaS導入で“攻める”サステナ経営へ

    2025-4-4

    ESG情報管理で戦略の質が決まる!SaaS導入で“攻める”サステナ経営へ

    海外ではESG情報の開示に向けたSaaS導入など高度なシステム化が進む中、日本企業は情報管理の手法…

““登録02へのリンク"