11月15日、環境NGOのGreenBlueとRecycled Material Standard(RMS)チームは、リサイクル素材スタンダード(RMS)を発表し、認証取得申請がスタートしたことを発表した。2年以上の開発期間を経て立ち上げられたRMSは、今後プラスチックリサイクルのバリューチェーンに関わるブランドやサプライヤーに認証取得を呼びかける。
RMSは、平均再生材含有量とマスバランス配分の両方を提供する最初の規格であり、リサイクル業者に投資を誘導する認証取引システムでもある。
RMSは、メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの両方のシステムにおいて、再生材の使用状況を追跡するための独自の柔軟性を備えており、再生可能エネルギー証書(REC)と同様に機能するリサイクルコンテンツ属性(ARC)証書を購入・取引することで、企業はリサイクルシステムに直接投資することが可能。
認定を受けたリサイクル業者は、すぐにARCを生成することができるため、ブランドはクレジットを購入して使用することができ、必要とされるリサイクル素材の供給を拡大することができる。
【参照ページ】
(原文) Recycled Material Standard Launches Today, Helping to Advance the Use of Recycled Materials
(翻訳)リサイクル素材の使用促進に貢献する「リサイクル素材基準」が本日よりスタート