仏カルフール、日用品のサブスクリプションサービス開始。サーキュラー・エコノミー加速

仏カルフール、日用品のサブスクリプションサービス開始。サーキュラー・エコノミー加速

12月3日、仏小売大手のカルフールは日用品のサブスクリプションサービスを開始したと発表した。

本サービスは、フランス本土全域で利用でき、50ユーロ以上の購入であれば無料で利用でき、定期購入期間中は商品を5%割引で購入することができる。また、配送先の住所は自由に変更できる他、いつでも容易にサービス停止が可能である。定期購入期間中、商品の価格は変更されない。

初めは、約400種類の日用品(洗剤、おむつ、ドッグフード、キャットフード、コーヒー、美容製品、インクカートリッジなど)を定期購入することができる。また、特定の衣料品(靴下、タイツなど)を定期購入し、毎月、2ヵ月ごと、3ヵ月ごとに届くようにすることも可能である。本サービスは、2022年初頭に多くの新製品を追加する予定だ。

また11月30日、同社はCash Convertersと協働し、中古品買取サイト「Carrefour Occasion」をリリースすること発表した。本サイトのリリースによりサーキュラーエコノミーへの移行を加速させる。

同サイトでは、消費者から家庭用電子機器、ゲーム機、携帯電話、IT機材、ジュエリー、皮革製品、時計等の買取を実施する。消費者は買い取りが確定した後に製品を郵送し、同社は製品到着後に製品の状態を確認することで再販する。

【参照ページ】
(原文)
CARREFOUR LAUNCHES ITS SUBSCRIPTION SERVICE ON CARREFOUR.FR
CARREFOUR OCCASION LAUNCHES ITS PRODUCT BUYBACK WEBSITE TO GIVE THEM A SECOND LIFE
(日本語訳)
CARREFOUR、サブスクリプションサービス開始
CARREFOUR 、 Cash Convertersと協働し中古品買取サイトをリリース

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る