Greenbelt Capital Partners、初のファンド「Fund III」を10億ドルでクローズし、エネルギー転換分野への投資を加速

6月23日、米テキサス州オースティンを拠点とするプライベート・エクイティ会社Greenbelt Capital Management L.P.(以下、Greenbelt Capital Partners)は、初のフラッグシップファンド「Greenbelt Capital Partners III L.P.(Fund III)」を最終クローズしたと発表した。調達額は当初目標の7億5000万ドルを大きく上回る10億ドルに達した。

本ファンドには、北米、欧州、アジア太平洋地域の年金基金、政府系ファンド、保険会社、財団など多様な機関投資家が参加した。ファンドを通じて、エネルギーおよび電力業界の脱炭素化、強靭化、電化を推進する中堅企業への成長資本の提供を目指す。

今回のFund IIIの成功により、Greenbeltの運用資産総額は約25億ドルに拡大した。すでに複数のポートフォリオ企業への資金投入が始まっており、今後の案件候補も活発に検討されているという。

(原文)Greenbelt Capital Inaugural Fund Closes at Hard Cap of $1 Billion
(日本語参考訳)グリーンベルト・キャピタルの設立ファンド、10億ドルのハードキャップでクローズ

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-8

    欧州198団体がサステナブルファイナンス規制の骨格維持を要請

    7月1日、欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)を含む198の投資家・企業団体は、EUのサス…
  2. GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    2025-7-7

    GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    GRI(Global Reporting Initiative:グローバル・レポーティング・イニシ…
  3. 2025-7-7

    ノルウェー政府、2035年に温室効果ガス70〜75%削減目標を提出

    6月26日、ノルウェー政府は、パリ協定の下で2035年に向けた新たな国が決定する貢献(NDC)を国…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る