3月27日、コンピュータ制御加熱システムの新興企業ワットトロンは、シリーズB資金調達ラウンドで1200万ユーロ(約20億円)を調達した。
2016年に設立され、ドイツを拠点とするWatttronは、高いコストや機械やプロセスの再構成要件など、パッケージング企業が持続可能な素材に移行するための課題に対処することで、持続可能な素材への移行を可能にすることを目的としたソリューションを提供している。コンピュータ制御加熱システムを使用するWatttronのソリューションは、製品のエネルギー要件を削減し、柔軟で高効率な生産の実現を支援する。同社の製品には、cera2sealとcera2heatがある。cera2sealとcera2heatは、軟包装業界が生産性や品質を損なうことなく、エネルギー消費を抑えながら持続可能な材料を加工できるように開発された熱成形・シールアプリケーションである。
今回のラウンドは、循環型経済ベンチャー投資家のCircular Innovation Fundと欧州循環型バイオエコノミーファンド(ECBF)が主導した。
【参照ページ】
(原文)Watttron Secures €12 Million SERIES B Funding to Advance its Sustainable Packaging Mission
(日本語参考訳)ワットトロン、持続可能なパッケージングミッションを推進するため1200万ユーロのSERIES B資金を獲得