1月25日、世界的な投資運用会社シュローダー・グリーンコートの再生可能インフラ投資部門は、英国で稼働中の53の太陽光発電所から成るトゥーカン・エナジーの太陽光発電ポートフォリオの大半を買収すると発表した。
約7億ポンド(約1,300億円)と評価される本ポートフォリオは、イングランド、ウェールズ、北アイルランドで合計513.5メガワットのピーク電力(MWp)を持ち、約18万4000世帯に相当する電力を供給する。
両社によると、買収契約は、トゥーカン・エナジー・ホールディングス1社の共同管理者であるインターパス・アドバイザリーによる競争入札プロセスを経て成立した。
ポートフォリオの大部分は、Greencoat Solar II LPやGreencoat Renewable Income LPなど、長年シュローダー・グリーンコートが運用するファンドや、最近組成されたファンドによって取得される。また、昨年設立された地域密着型の再生可能エネルギー・インフラ・ファンドであるSchroders Greencoat Wessex Gardens LPを通じて、Avon、Cornwall、Devon、Gloucestershire、Oxfordshire、Wiltshireの6つの地方政府年金基金がかなりの部分を取得する。東京センチュリーは、本買収の共同投資家として活動している。
【参照ページ】
(原文)Schroders Greencoat to acquire c.£700m Toucan Energy portfolio – the largest operational solar portfolio traded in the UK
(日本語参考訳)シュローダー、英国のソーラー・ポートフォリオを約1,300億円で取得