アメリカン・センチュリー・インベストメンツ、サステナビリティ改善に貢献するバリュー企業をターゲットにした戦略を開始

11月6日、資産運用会社のアメリカン・センチュリー・インベストメンツは、サステナビリティ向上から恩恵を受けると期待される割安企業に投資することで、強力なリスク調整後リターンを生み出すことを目的とした新ファンド「American Century Global Sustainable Value Equity strategy」のローンチを発表した。

同社によると、本戦略は、ベスト・イン・プログレス・アプローチとバリュー・フォーカスを組み合わせたもので、経済のあらゆるセクターでサステナビリティに貢献しながら、魅力的な財務リターンを提供することを目指す。

同戦略は45〜75銘柄を保有する予定。ポートフォリオに組み入れる理由としては、自社または顧客の事業のサステナビリティ・プロフィールを積極的に高めることにコミットしている企業、サステナビリティ・プロフィールを一時的に損なっている問題に真摯に取り組んでいる企業、サステナビリティのリーダーとして認知されていない企業、持続可能な経済にとって不可欠な製品またはサービスを提供している企業などを挙げる。

【参照ページ】
(原文)American Century Investments® Launches New Strategy with Best-In-Progress Focus
(日本語参考訳)アメリカン・センチュリー・インベストメンツ、サステナビリティ改善に貢献するバリュー企業をターゲットにした戦略を開始

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