アメリカン・センチュリー・インベストメンツ、サステナビリティ改善に貢献するバリュー企業をターゲットにした戦略を開始

11月6日、資産運用会社のアメリカン・センチュリー・インベストメンツは、サステナビリティ向上から恩恵を受けると期待される割安企業に投資することで、強力なリスク調整後リターンを生み出すことを目的とした新ファンド「American Century Global Sustainable Value Equity strategy」のローンチを発表した。

同社によると、本戦略は、ベスト・イン・プログレス・アプローチとバリュー・フォーカスを組み合わせたもので、経済のあらゆるセクターでサステナビリティに貢献しながら、魅力的な財務リターンを提供することを目指す。

同戦略は45〜75銘柄を保有する予定。ポートフォリオに組み入れる理由としては、自社または顧客の事業のサステナビリティ・プロフィールを積極的に高めることにコミットしている企業、サステナビリティ・プロフィールを一時的に損なっている問題に真摯に取り組んでいる企業、サステナビリティのリーダーとして認知されていない企業、持続可能な経済にとって不可欠な製品またはサービスを提供している企業などを挙げる。

【参照ページ】
(原文)American Century Investments® Launches New Strategy with Best-In-Progress Focus
(日本語参考訳)アメリカン・センチュリー・インベストメンツ、サステナビリティ改善に貢献するバリュー企業をターゲットにした戦略を開始

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. 【PR】11/20 オフライン特別イベント 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    2024-10-28

    【PR】11/20 オフライン特別イベント 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    「ESG Journal Cafe」は、「ESG Journal Japan」が主催する会…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    2024-11-5

    SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    SSBJ公開草案が2024年3月に公開され、2025年3月に最終化される予定であり、2025年4月…
  2. 2024-11-5

    EU、排出権取引収益48億ユーロを活用しネットゼロ実現へ

    10月23日、欧州委員会は、EUの気候目標達成を推進するため、48億ユーロを85のネット・ゼロプロ…
  3. カーボンクレジットはスコープ3の削減に有効か?VCMI「Scope3 Flexibility Claim」を読み解く

    2024-10-30

    カーボンクレジットはスコープ3の削減に有効か?VCMI「Scope3 Flexibility Claim」を読み解く

    企業がネットゼロを実現するためには、自社だけでなくサプライチェーン全体を通じたスコープ3排出量の把…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る