Deloitte、Workivaプラットフォームでスコープ3排出量計算ツール、ESG報告ツールの提供を開始

Deloitte、Workivaプラットフォームでスコープ3排出量計算ツール、ESG報告ツールの提供を開始

4月21日、グローバルなプロフェッショナルサービス企業であるDeloitteは、Workivaプラットフォームにおける「ESGアクセラレーター」の拡充を発表した。Scope 3排出量の算出、継続的管理モニタリングのサポート、サステナビリティ報告の簡素化ツールなど、組織のESG報告支援を目的とした3つの新ソリューションの発売を開始した。

Deloitteは2022年5月に、ESGデータの収集・管理・報告の支援を目的とした一連のESGアクセラレーターをWorkivaマーケットプレイスで開始した。同社によると、新しいアクセラレーターは、組織のESG報告機能とGRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)機能の間の接続性を提供するように設計されている。

新ソリューションには、バリューチェーン全体のScope 3温室効果ガス(GHG)排出量の把握と算出を支援することを目的とした、 Scope 3レポートカリキュレータとダッシュボードが含まれている。ESGレポートのテンプレートは、組織のESGレポートにおける標準的かつ反復可能な開示を一元化することにより、Workivaプラットフォームにおけるサステナビリティレポート開発を簡素化し、加速させる。

【参考ページ】
(原文)Deloitte Launches New Workiva ESG Accelerators to Provide Deeper Integration With Governance, Risk and Compliance
(日本参考語訳)デロイト、ガバナンス、リスク、コンプライアンスとの深い融合を実現する「Workiva ESGアクセラレーター」を新たに提供開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成しています。今後の動向により内容は随時更新され…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-24

    GHGプロトコル、企業排出報告の信頼性向上へ―新たな公開協議を実施

    10月20日、温室効果ガス(GHG)排出会計の国際基準を策定するGHGプロトコルは、Scope2基…
  2. <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025-10-20

    <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025年10月に、SBTi(Science Based Targets initiative)は…
  3. 【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    2025-10-15

    【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る