12月4日、石油輸出国機構(OPEC)は、第34回OPEC・非OPEC閣僚会合を開催した。本会合では、生産目標維持を決定した。
10月5日の第33回OPEC・非OPEC閣僚会合における協力宣言におけるOPEC・非OPEC参加国の決定に沿い、世界の石油市場の安定化に向けて必要かつ正しい行動であったと市場参加者が振り返って認識した。そして,積極的かつ先制的であるというアプローチを堅持し、参加国はいつでも会合し、市場の動向に対処し、必要に応じて石油市場のバランスとその安定を支えるための即時の追加措置をとる用意があることを再確認した。
本会合での決定事項は以下である。
- 合同閣僚監視委員会(JMMC)の2か月毎の会合となるような月例会合の調整及びJMMCが追加会合を開催する権限、あるいは必要な場合に市場の動向に対処すべくいつでもOPEC・非OPEC閣僚会合を要請することを再確認する。
- 第33回OPEC・非OPEC閣僚会合で承認された延長を活用し、完全適合及び補償メカニズムを遵守することの極めて重要性を再確認する。
- 第35回OPEC・非OPEC閣僚会議を2023年6月4日に開催する。
【参照ページ】
(原文)34th OPEC and non-OPEC Ministerial Meeting
(日本語訳)第34回OPEC・非OPEC閣僚会合、ビデオ会議により開催