デンマーク電力大手Orsted社は6月15日、デンマークにある設備容量100MWの同社アヴェドレ・バイオマス発電所で、炭素回収設備を導入すると発表した。
この発表はデンマークの大手6社が結集した産業協働イニシアチブ「Green Fuels for Denmark」の一環。このGreen Fuels for Denmarkは、グレーター・コペンハーゲン圏に脱炭素型のエネルギーを1.3GWにまで高めることを目標としており、これにより年間の二酸化炭素排出量を85万t削減できる。Green Fuels for Denmarkは、EUからも「共通欧州利益の重要プロジェクト(IPCEI)」にも指定されている。
【参照ページ】Ørsted plans carbon capture at Avedøre Power Station as part of the Green Fuels for Denmark project