9月30日、千葉大学大学院社会科学研究院 倉阪秀史教授らは、日本の脱炭素実現をサポートするツールとして、自治体別の脱炭素のしやすさを実感できる「カーボンニュートラルシミュレーター」を公開した。
このカーボンニュートラルシミュレーターは、基礎自治体での脱炭素政策を検討するために作成されたツールで、自治体別に2050年の人口、世帯数、就業者人口などの予測をもとに、2050年に稼働する住宅、非住宅、自動車台数などを算出し、省エネ投資をどの規模で行うのかを検討する。また省エネに努めたとしても、依然として残るエネルギー需要に対しては、それに相当する再生可能エネルギーが域内で生み出されるかどうかを検討する。
カーボンニュートラルシミュレーターはExcelファイルで作成されており、誰でも無料でダウンロードすることが可能である。
【参照ページ】
どうすれば2050年に脱炭素が実現できる? 全国の市町村ごとのカーボンニュートラルシミュレーターを無料ダウンロード開始