世界的なオルタナティブ・アセット/プライベート・エクイティ投資家であるKKRは、アセット・ベースド・ファイナンス(ABF)戦略に基づいて、ユーティリティスケールの太陽光発電所や蓄電施設など、長期にわたって高利回りの太陽光エネルギー投資を行うことを目的とした新しいプラットフォーム「ステラ リニューアブル パワー」を設立した。
KKRによると、この新プラットフォームは、グリーンフィールド開発や他のデベロッパーからの初期段階の資産の買収を通じて機会を発掘し、プロジェクトの開発、規模拡大、運営を行う。新プラットフォームの活動資金は、KKRが管理する独立した保険口座から調達する予定だ。
Stellar社を率いるのは、ソフトバンクグループの再生可能エネルギーに特化したプラットフォームであるSB Energy社でCFOを務めていたVijay Venkatachalam氏だ。ヴェンカタチャラムは、今後数ヶ月間で、ステラの太陽エネルギーの専門家チームを強化していく。
KKRは、ここ数年、再生可能エネルギー分野への投資を積極的に行った。過去10年間で、KKRは再生可能エネルギー資産への投資を200億ドル近く実施しており、その発電容量は12.5GWに達している。ABF側では、KKRは2016年以降、49件の投資で50億ドル以上を展開している。
【参照ページ】
(原文)KKR LAUNCHES STELLAR RENEWABLE POWER
(日本語訳)KKR、実用規模の太陽光発電プロジェクトの組成・開発・運営を行うプラットフォームを開設