アリアンツ・トレード、再エネプロジェクトの保証債を発行

10月30日、アリアンツ・トレードは、Surety Green2Greenという新たなソリューションを発表した。Surety Green2Greenは、企業が低炭素技術や再生可能エネルギープロジェクトに確約をもって参加できるよう、保証債を通じてプロジェクトの適切な完遂を支援する。また、受け取った保険料を認証済みグリーンボンドへの投資として活用し、持続可能なサイクルを形成する。

保証債は、顧客やサプライヤー、公共機関などと企業が締結した契約義務をサポートし、万が一の不履行時に相手先を保護する 。Surety Green2Greenもこの原則に基づき、持続可能なプロジェクトが適切に進行するよう財務的な後ろ盾を提供している。

アリアンツ・トレードは、ドイツの主要送電線プロジェクトなど、再生可能エネルギーや炭素除去、グリーン・ビルディングの分野に多く取り組んでいる。Surety Green2Greenの導入により、このアプローチをさらに拡大し、より多くのプロジェクトを支援する意向だ。

【参照ページ】
(原文)Allianz Trade Surety Green2Green
(日本語参考訳)アリアンツ・トレード、 Surety Green2Greenを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 2025-8-19

    【PR】9/10 オフライン 『開示規制が変化する中でのESG評価の位置づけと実践事例』

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る