アリアンツ・トレード、再エネプロジェクトの保証債を発行

10月30日、アリアンツ・トレードは、Surety Green2Greenという新たなソリューションを発表した。Surety Green2Greenは、企業が低炭素技術や再生可能エネルギープロジェクトに確約をもって参加できるよう、保証債を通じてプロジェクトの適切な完遂を支援する。また、受け取った保険料を認証済みグリーンボンドへの投資として活用し、持続可能なサイクルを形成する。

保証債は、顧客やサプライヤー、公共機関などと企業が締結した契約義務をサポートし、万が一の不履行時に相手先を保護する 。Surety Green2Greenもこの原則に基づき、持続可能なプロジェクトが適切に進行するよう財務的な後ろ盾を提供している。

アリアンツ・トレードは、ドイツの主要送電線プロジェクトなど、再生可能エネルギーや炭素除去、グリーン・ビルディングの分野に多く取り組んでいる。Surety Green2Greenの導入により、このアプローチをさらに拡大し、より多くのプロジェクトを支援する意向だ。

【参照ページ】
(原文)Allianz Trade Surety Green2Green
(日本語参考訳)アリアンツ・トレード、 Surety Green2Greenを発表

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-11-14

    IPSASB、公共セクター向け気候関連開示基準の草案を発表

    10月31日、ニューヨーク発—国際公共セクター会計基準審議会(IPSASB)は、世界初の公共セクタ…
  2. ソーラーパネル

    2024-11-14

    Meta、260 MWの再生可能エネルギーの購入契約をENGIEと締結

    10月31日、ENGIE North America(ENGIE)は、Metaのネットゼロ目標に沿…
  3. 定性・定量情報をすっきり整理!ESRS開示準備のための分解リスト

    2024-11-11

    ESRSの定性・定量情報をすっきり整理!開示準備にむけた一覧

    2025年から、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)に基づくESRS(欧州サステナビリティ報告…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る