ウォーターエイド、Vivid Economics社と連携し、水・衛生の改善により回避可能な経済損失について調査実施

水・衛生の費用対効果は、開発途上国の経済に数兆ドルをもたらす

ウォーターエイドはVivid Economics社と連携し、水・衛生の改善によって回避できる経済損失の規模について調査を実施した。その結果すべての人が清潔な水とトイレを利用し、衛生行動を実践できるようになると、今後20年間で開発途上国の経済が数兆ドル規模で改善されることが明らかになった。水・衛生は非常に費用対効果の高い投資です。世界中のすべての人が基本的な水とトイレを利用し、衛生行動を実践できるようになれば、それにかかるコストの21倍ものリターンを得ることができる。  

報告書では、すべての人が基本的な給水設備とトイレを利用し、清潔な水と石けんを使って手洗いすることが可能になれば、それを実現するためにかかる費用の最大21倍のリターンが得られると分析している。持続可能な開発目標(SDGs)のゴール6の達成を目指すことで、将来的に大きな資金を生み出すことができると言える。 

【参照ページ】【プレスリリース】すべての人が水・衛生にアクセス可能になることで、開発途上国の経済に数兆ドルをもたらすことが明らかに

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る