7月18日、オランダに拠点を置く資産運用会社NN Investment Partners (NN IP)は、NN (L) ソーシャルボンド・ファンドを立ち上げ、同社のインパクトボンドを拡大すると発表した。NN IPは、特定のターゲット層への社会的利益が明確な社会的プロジェクトに収益を配分するソーシャルボンドおよびサステナビリティボンドへの投資に焦点を当てたファンドを提供する。
ソーシャルボンドは、投資家のサステナブル投資目標が環境重視から社会的インパクト重視に拡大する中、サステナブルファイナンス市場の中で最も急速に成長している分野の一つだ。ソーシャルボンドは、貧困削減、飢餓、男女格差、質の高い教育や労働の促進など、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の10項目に貢献するプロジェクトとして注目されている。
新ファンドは、主に質の高いグローバル・ソーシャルボンドとマネーマーケット商品に投資するが、収益の半分以上を社会事業に充当するサステナビリティボンドも投資対象に含めることができる。本ファンドは、水と衛生設備を含む手頃な価格の基本インフラ、教育や保健における必須サービスへのアクセス、手頃な価格の住宅、雇用、食糧安全保障、社会経済的向上と能力強化を支援する投資に重点を置いている。
NN IPによると、この新商品は、NN IPの既存のインパクトボンドファンドを補完するもので、NN IPの主力商品であるグリーンボンド戦略と同様の規律ある投資プロセスを適用している。
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(原文)NN Investment Partners adds social bond fund to impact bond offering