2月14日、電力および天然ガスを供給するDominion Energy社は、温室効果ガス排出量の新たなコミットメントを発表した。これまでのネット・ゼロ・コミットメントを、自社の直接事業以外の排出量にも拡大し、顧客の川下およびサプライヤーの川上に起因する排出量も含める。
ドミニオンは、米国最大級のエネルギー企業であり、18州で700万人以上の顧客を抱えている。今回のコミットメントは、2020年2月に発表した2050年までに発電および天然ガス事業からの炭素およびメタンの排出量をネット・ゼロにするというドミニオン社の計画に基づくものだ。
またドミニオンは、送電網のために購入した電力や発電所・ガス配給システムの燃料、天然ガス消費者による消費など、同社のスコープ3排出量のほぼすべてをカバーする3つの重要なカテゴリーに焦点を当てると述べている。同社は、サプライヤーの関与やお客様のエンパワーメント、建設的な公共政策・技術革新に焦点を当てたプログラムを通じて、これらの排出量を削減する。
【参照ページ】
(原文)Dominion Energy Broadens Net Zero Commitments
(日本語訳)ドミニオン・エナジー、ネット・ゼロ目標に顧客・サプライヤーの排出量を追加