ドミニオン・エナジー、ネット・ゼロ目標に顧客・サプライヤーの排出量を追加

ドミニオン・エナジー、ネット・ゼロ目標に顧客・サプライヤーの排出量を追加

2月14日、電力および天然ガスを供給するDominion Energy社は、温室効果ガス排出量の新たなコミットメントを発表した。これまでのネット・ゼロ・コミットメントを、自社の直接事業以外の排出量にも拡大し、顧客の川下およびサプライヤーの川上に起因する排出量も含める。

ドミニオンは、米国最大級のエネルギー企業であり、18州で700万人以上の顧客を抱えている。今回のコミットメントは、2020年2月に発表した2050年までに発電および天然ガス事業からの炭素およびメタンの排出量をネット・ゼロにするというドミニオン社の計画に基づくものだ。

またドミニオンは、送電網のために購入した電力や発電所・ガス配給システムの燃料、天然ガス消費者による消費など、同社のスコープ3排出量のほぼすべてをカバーする3つの重要なカテゴリーに焦点を当てると述べている。同社は、サプライヤーの関与やお客様のエンパワーメント、建設的な公共政策・技術革新に焦点を当てたプログラムを通じて、これらの排出量を削減する。

【参照ページ】
(原文)Dominion Energy Broadens Net Zero Commitments
(日本語訳)ドミニオン・エナジー、ネット・ゼロ目標に顧客・サプライヤーの排出量を追加

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-11-22

    SEC、インベスコを誤解を招くESG投資表示で告発、1,750万ドルの罰金

    11月8日、米国証券取引委員会(SEC)は、アトランタ拠点の登録投資顧問会社インベスコ・アドバイザ…
  2. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る