カナダ政府、2035年までに自動車販売の100%をゼロエミッションにすることを義務付け
6月29日、カナダの運輸大臣、環境・気候変動大臣、遺産大臣は2035年以降、乗用車、ピックアップトラックでゼロエミッション車以外の新車販売を禁止する政策を発表した。元々は2040年までに100%という目標を掲げていた。
2035年からは、二酸化酸素や窒素酸化物など環境および健康に有害な物質を排出しない「ゼロエミッション車」の新車販売しか認められない。これにより、ハイブリッド車(HV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHV)も禁止対象となる。
カナダ政府は、米国政府と協力して燃費規制統一を目指すほか、消費者向け奨励金制度や充電施設整備への投資、税制優遇措置導入などで達成を支援していく考えだ。