デロイト、サステナビリティ投資の企業価値を可視化する「Sustainability Fusion」を発表

7月14日、デロイトは、サステナビリティ投資が企業価値にもたらす効果を定量化・可視化する新たなフレームワーク「Sustainability Fusion」を発表した。フレームワークに加え、デジタルツール、サービス、AI搭載のWeb評価ツールも提供する。
Sustainability Fusionは、CSO(最高サステナビリティ責任者)やCFO(最高財務責任者)が、サステナビリティ投資を財務的な視点から評価し、経営判断や資本配分に活用できるよう設計された。従来の開示・コンプライアンスを目的とした評価とは異なり、一般的な投資と同様の価値創出の考え方に基づいて投資効果を評価する。
同フレームワークは、Aspen InstituteのBusiness & Society Programが主催した議論を基に、企業、NGO、独立系アドバイザーなど25人超の専門家によるワーキンググループの知見を反映して開発された。
同時に公開したAI搭載のWeb評価ツールでは、サステナビリティ投資ごとに企業価値への影響を分析できる。評価では、コスト、売上、リスクといった財務指標を用いるほか、税引後キャッシュフロー(TACF)を中核指標として投資効果を算定する。さらに、全社で共通利用できる投資評価手法の構築や、サステナビリティ部門、財務部門、経営層の連携強化も支援する。
デロイトは、Sustainability Fusionは既存のサステナビリティ開示フレームワークを補完し、サステナビリティ施策を企業価値の創出につながる財務ロジックへ結び付けることで、投資判断や優先順位付けを支援するとしている。
原文: Deloitte Announces Framework, Digital Asset to Quantify, Communicate Sustainable Business Value
日本語参考訳: デロイト、持続可能なビジネス価値を定量化・伝達するためのフレームワークとデジタル資産を発表
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