
7月24日、スタンダードチャータード銀行は、顧客の資金管理にサステナビリティを組み込む新たな取り組みとして、「サステナブル・エスクローおよびアカウントバンク・ソリューション」を発表した。このサービスでは、顧客資金を同社のグリーンおよびサステナブル・ローン・プロジェクトに連動する口座に預け入れることが可能であり、同行の「グリーン&サステナブル・プロダクト・フレームワーク」に準拠している。
本サービスはUAE、ドバイ国際金融センター(DIFC)、および英国にて提供され、銀行が独立したエスクロー代理人やアカウントバンクとして資金を管理し、その使途の透明性と信頼性を担保する。
グローバル預金・流動性・エスクローソリューション責任者サンドリーヌ・ジュルダンヌは、「顧客が財務とサステナビリティの両立を目指す中、当行の役割は信頼性の高い手段で社会的インパクトのあるプロジェクトを支援することにある」と述べた。
本サービスは、既存のESG連動型キャッシュアカウントやサステナブル貿易ファイナンスなど、同行のトランザクション・バンキング領域でのサステナブル・ソリューション群をさらに拡充するものである。
(原文)Standard Chartered launches sustainable escrow and account bank solution