NGO、英国の包装材ゴミの65%はわずか12社で排出していると発表

英のNGO、英国の包装材ゴミの65%は12社のみで排出していると指摘

8月11日、英NGOのSurfers Against Sewage(SAS)は2021年版ブランド監査報告書によると、英国のプラスチックおよびパッケージ汚染の3分の2は、わずか12社で排出されていると発表した。

SASは12社を通称「ダーティダズン」と呼び、 ダーティダズンとは、Coca-Cola, PepsiCo, Anheuser-Bush InBev, McDonalds, Mondelez International, Heineken, Tesco, Carlsberg Group, Suntory, Haribo, Mars and Aldiを指す。

SASはこれらの企業に対して包装材の削減や削減やリフィルモデルへの切り替えを求めるとともに、政府に対しては、「持ち歩き用」と分類される小型容器に限らず、あらゆるサイズと素材のすべての飲料容器を対象としたデポジット・リターン制度を導入するよう求めていくとのこと。

【参照ページ】
(原文)EXPOSED: Dirty Dozen Fuelling The UK’s Packaging Pollution Crisis
(日本語訳)NGO、英国の包装材ゴミの65%は12社が排出していると指摘

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る