7月31日、有限責任あずさ監査法人は、ESG情報開示支援を行うシェルパ・アンド・カンパニー株式会社と協業契約を締結したと発表した。両社は、企業がIFRSサステナビリティ開示基準、SSBJサステナビリティ開示基準等の国内外の情報開示基準や規制に対応する際の課題を総合的に解決するサービスを提供開始する。
あずさ監査法人は、サステナビリティ関連コンサルティングの知見と専門性を活かし、企業が取り組むべき重要課題の特定から対応方針の策定、目標設定、モニタリング、ステークホルダーへの報告まで総合的な支援を提供している。
一方、シェルパは、企業にESG情報開示システムを提供している。プライム上場企業を中心とした顧客に対し、クラウドによるESG情報の一元管理や、AIによるデータ処理で企業のサステナビリティ活動を支援している。
世界的にサステナビリティ開示基準・規制の整備が進み、企業は広範囲かつ正確な情報開示を求められているが、データの膨大さや管理のしにくさ、専門人材の不足といった課題に直面している。両社の専門的な知見とデジタルソリューションを組み合わせることで、企業の開示基準・規制対応への対応や業務プロセスの変革を支援する。
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あずさ監査法人、ESG情報開示支援の「シェルパ」と協業契約を締結