10月19日、ビジネスおよび金融市場の情報サービスプロバイダーであるブルームバーグは、Sustainalytics社のESGリサーチおよび格付けをブルームバーグ・ターミナルで提供することを発表した。
Sustainalyticsは、投資家向けESGリサーチ、格付け、データ提供のリーディングカンパニーである。同社のESGリスク・レーティングは、投資家がESGに関する重要な知見を証券の選択、ポートフォリオ管理活動、ESGインテグレーション、エンゲージメントや投票活動に活用できるようにすることを目的としている。
SustainalyticsのControversies Researchの約18,000社のレポートとデータもターミナルで利用でき、投資家がESG関連の事件に巻き込まれた企業を特定するのに役立つ。また、ブルームバーグ・ターミナルの購読者は、同社の「Controversial Weapons Radar Research」にアクセスすることができ、企業の兵器への関与を確認することができる。
SustainalyticsのESGリサーチと格付けの提供は、ブルームバーグが同社サービスのユーザー向けに提供しているESGツール群に追加されるもので、ESGニュースやリサーチコンテンツ、ESGインデックス、ESGに関する投資家向けに特別に構築された分析・調査ワークフローなどが含まれる。
【参照ページ】
(原文)Bloomberg to Offer Sustainalytics’ ESG Research and Ratings on the Bloomberg Terminal
(日本語訳)Bloomberg、自社ターミナル上でSustainalyticsのESGリサーチと格付けを提供