8月2日、トルコ航空は、荒牧を通じて乗客の旅行による排出量を相殺できる新しいプログラム「Co2mission」を開始すると発表した。また、同社は本プログラムを通じて、従業員の出張に伴う排出量の相殺も行う予定だ。
新プログラムでは、乗客は、再生可能エネルギー、エネルギー効率、植林関連などのカーボンオフセットプログラムのポートフォリオからプロジェクトを選択し、同社のウェブサイト上で選択したプロジェクトに参加できる。乗客は、選択したプロジェクトのポートフォリオに選択した金額で貢献し、国連公認の排出削減証明書を購入する。寄付金は、Verified Carbon StandardとGold Standardに認定されたプロジェクトの支援に使用される。
航空会社によると、これらのプロジェクトは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のうち9項目にも貢献する。THY Co2missionプラットフォームは、国際民間航空機関(ICAO)の方法論(路線の長さ、航空機の種類、燃料消費量などの要因を考慮)を用いて、適切なカーボンオフセット量を算出することができる。本プラットフォームは、トルコ航空のウェブサイトから航空券を購入する際、またはCo2missionのウェブサイトから直接アクセスできる。
【参照ページ】
(原文)Turkish Airlines makes a difference with the Co2mission Project
(日本語訳)トルコ航空、「Co2missionプロジェクト」で変化をもたらす