世界トップ50の資産運用会社であり、世界最大のインフラストラクチャー・マネージャーであるマッコーリー・アセット・マネジメント(MAM)は、フランスの太陽光発電プラットフォームであるエイペックス・エナジー・グループの株式の90%取得を発表した。
エイペックスは、フランス全土で屋上および地上に設置された太陽光発電所の開発、融資、
建設、運営を行っており、現在530カ所以上のサイトを管理し、設置容量は92MW、開発パイプラインは2.2GWとなっている。また子会社のORAとS4Eを通じて産業界の顧客にエネルギー効率化サービスを提供し、再生可能エネルギー生産者にモニタリング技術を提供している。
今回の買収は、マッコーリー社が最近発表した、グリーンインフラとエネルギー転換に特化した投資プラットフォーム「グリーン・インベストメント・グループ(GIG)」をMAMの一部として運営するという発表に続くもので、GIGの注力分野における機会と投資意欲が大幅に増加していることを理由としている。MAMは昨年、2040年までにネット・ゼロに沿ってポートフォリオを管理することを発表した。
今回の取引は、フランスが今後数年間で太陽光発電設備への投資を大幅に増やそうとしていることを受けて提案されたものだ。この計画では、2023年までに2,000万kW、2028年までに4,400万kWの太陽光発電設備の導入を目指している。
【参照ページ】
(原文)Maquarie Asset Management announces intention to acquire majority stake in Apex Energies Group
(日本語訳)マッコーリー、フランスのソーラープラットフォームApex Energiesを買収