CIP、イタリアのバイオメタン事業「Via Verde」に投資 20施設開発、年間1TWhの生産を計画

10月7日、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)は、傘下のファンド「Advanced Bioenergy Fund II(ABF II)」を通じ、イタリアのバイオメタン事業プラットフォーム「Via Verde」への最終投資決定(FID)を行ったと発表した。CIPにとってイタリアのバイオメタン市場への初参入となり、ABF IIにとっても初の投資案件となる。
ABF IIは、農業廃棄物などのサステナブルな原料をバイオメタンに転換するバイオガス施設の開発、建設、運営を主な投資対象としている。
Via Verdeは、イタリア北部のロンバルディア州、中部のアブルッツォ州、南部のカンパニア州など、複数地域における計20件の開発プロジェクトで構成される。各施設では年間約6万~10万トンの農業廃棄物を処理する計画だ。
全20施設の稼働後には、年間約1テラワット時(TWh)のバイオメタンを生産する見込みで、イタリアの約6万世帯の年間ガス消費量に相当する。
同事業では、国内生産のバイオメタンによって輸入化石ガスを代替し、地域の雇用創出とともに、イタリアのエネルギー自給率向上と脱炭素化を支援する。
CIPは、バイオエネルギー分野での専門知識を活用し、Via Verdeの現地チームと開発計画を支援する方針だ。また、イタリアの2030年に向けたバイオメタン生産目標を踏まえ、国内の再生可能ガス生産拡大を目指す。
参考:Copenhagen Infrastructure Partners invests in Via Verde, Italian biomethane platform
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