Vanguard、議決権行使選択プログラム参加者が50万人突破 30歳未満はESG方針選択率38%

9月29日、米資産運用大手Vanguard(バンガード)は、投資家による議決権行使方針の選択状況をまとめた「2026 How Investors Vote Report」を公表したと発表した。
同社の「Vanguard Investor Choice」は、対象ファンドの投資家が、取締役選任や役員報酬などの株主議案について、自身の持分に適用する議決権行使方針を選択できるプログラムである。2023年に開始し、2026年7月末時点で約4兆ドル(約600兆円)規模の資産を対象としている。
2026年の参加投資家数は50万7,000人となり、2025年の8万2,000人から6倍超に増加した。参加資産額も90億ドルから1,510億ドルへ約17倍に拡大した。退職年金制度では約80のプランスポンサーが参加し、対象となる加入者は100万人を超えた。
議決権行使方針の選択では、単一の方針が38%を超えることはなかった。年齢別では、30歳未満の投資家の38%が「Glass Lewis ESG Policy」を選択したのに対し、62~80歳では16%となり、若年層の選択率は2倍超だった。一方、高年齢層では「Company Board-Aligned Policy」の選択率が高かった。
Vanguardは2027年、Investor Choiceを米国株式を保有するすべての米国株式インデックスファンドに拡大する予定である。
参考:Vanguard Investor Choice Participation Grows More Than Sixfold, Surpassing Half a Million Investors
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