ゼロ排出車普及の進展と制度転換 カナダ政策の現状

2月6日、カナダ政府のゼロ排出車(ZEV)政策に関する情報が更新された。カナダは運輸部門の脱炭素化を進め、世界的なZEV分野の主導的地位確立を掲げている。連邦・州・準州政府は規制措置、購入補助、充電インフラ投資などを通じ市場転換を後押ししてきた。Transport CanadaがS&P Global Mobilityのデータを基に分析した結果、軽量車販売に占めるZEV比率は2019年3.1%、2020年3.8%、2021年5.6%、2022年8.9%、2023年11.7%へと上昇した。さらに2024年7月時点では13.7%となり、前年同月の11.8%から拡大した。
政府は普及加速のため、2035年までに新規軽量車販売の100%をZEVとする目標を設定している。中間目標として2026年までに20%以上、2030年までに60%以上が掲げられ、「2030年排出削減計画」で公表された。この目標は2023年12月に最終化された「電気自動車供給基準(Electric Vehicle Availability Standard)」に組み込まれている。また、車両の価格負担軽減と充電網の利便性向上に向けた投資も進められている。なお、Transport Canadaは最終規制を反映した販売・保有予測の更新作業を進めている。
(原文)Canada’s Zero-Emission vehicle sales targets
(日本語参考訳)カナダのゼロエミッション車販売目標

