Pulpex、英国初の商業規模の紙製ボトル工場を開設 年産最大4,000万本、世界10億本を目指す

10月8日、英国の包装技術企業Pulpexは、スコットランド・グラスゴー近郊に同社初となる紙製ボトルの商業生産工場を開設したと発表した。初期の年間生産能力は最大4,000万本で、約39人の専門職雇用を創出した。英国の国家富裕基金(National Wealth Fund)とスコットランド国立投資銀行が出資している。

同社の紙製ボトルは、持続可能な方法で調達した木材パルプを原料とし、プラスチックを使用しない設計を採用している。既存の紙・板紙リサイクル設備で再資源化できるほか、従来の充填設備にも対応し、大規模な生産ラインの改修を必要としない。

工場開設時点で、当会計年度の初期供給可能量の90%超が販売済みとなっている。スコットランドのミネラルウォーターブランド「Purely Scottish Natural Mineral Water」が紙製ボトル入り飲料水を発売するほか、家庭用洗剤ブランド「smol」も液体洗濯洗剤への採用を進める。

Pulpexは、ライセンス生産方式による国際展開を推進する。欧州ではスイスのPerlen Industrieholding AG、アジアではインドのAlternicqと提携しており、グラスゴー工場を生産モデルとして、世界全体で年間10億本の生産体制構築を目指す。

参考:Pulpex opens first commercial fibre bottle factory in Glasgow


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