EUの電子廃棄物回収量、1人当たり12.3kg 新規市場投入量32.4kgとの開き続く

10月14日、欧州連合統計局(ユーロスタット)は、2024年のEUにおける電気・電子機器廃棄物(WEEE)の回収量が、1人当たり12.3kgだったと発表した。同年に市場投入された新品の電気・電子機器(EEE)は32.4kgで、回収量を大きく上回った。
2015年から2024年にかけて、EU市場に投入された電気・電子機器は1人当たり18.1kgから32.4kgへ79%増加した。洗濯機、食器洗い機、太陽光パネルなどの大型機器が増加の主な要因となった。一方、電子廃棄物の回収量は同期間に7.3kgから12.3kgへ増加し、2023年比では0.7kg増となった。
国別の回収量では、ブルガリアが18.9kgで最多となり、チェコ(17.8kg)、フランス(17.7kg)が続いた。最も少なかったのはキプロス(4.7kg)で、ポルトガル(6.0kg)、マルタ(6.4kg)が続いた。
新規市場投入量はオーストリアが38.2kgで最多となり、ドイツ(38.0kg)、デンマーク(37.0kg)が続いた。スペインとドイツでは、市場投入量が回収量の3倍以上に達した。
今回の統計は、EUの電気・電子機器廃棄物指令(WEEE指令)に基づく各国の報告データを使用した。ユーロスタットは、越境オンライン取引や非公式な廃棄物処理の把握が難しく、市場投入量と回収量が過小評価されている可能性を指摘している。
参考:12.3 kg of e-waste per person collected in the EU
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