SoftbankとBlackRock、サステナビリティ・データ&アナリティクス・プラットフォーム「Clarity AI」に出資

SoftbankとBlackRock、サステナビリティ・データ&アナリティクス・プラットフォーム「Clarity AI」に出資

サステナビリティ分析とデータサイエンスのプラットフォームであるClarity AIは、SoftBank Vision Fund 2が主導し、新規投資家であるFifth Wall ClimateTech Fundや既存の投資家であるBlackRockなどを含む、5,000万ドル(約57億円)の資金調達ラウンドの完了を発表した。本資金調達により、Clarity AIの評価額は4億5,000万ドル(約510億円)となった。

Clarity AIは、投資家がポートフォリオのインパクトを管理できるように設計されたインパクト評価・査定技術プラットフォームだ。本プラットフォームは、ビッグデータと機械学習を利用して実用的なサステナビリティとインパクトの洞察を生み出し、これらを企業、国、地方自治体などの独自の幅広いユニバースに展開する。また規制や顧客への報告をサポートすることで、投資家がSFDRやEU Taxonomy規制で求められるような新しいサステナビリティ開示義務に対応できるようにする。

ブラックロックは、2021年1月にCrarity AIに初期投資を行いました。ブラックロックのAladdin Sustainability責任者のSamantha Tortora氏によると、同社はClarity AIの機能を、投資専門家向けの独自のAladdinオペレーティングシステムに統合した。

【参照ページ】
(参考記事)SoftBank and BlackRock Invest in Sustainability Tech Firm Clarity AI
(日本語訳)SoftbankとBlackRock、サステナビリティ・データ&アナリティクス・プラットフォーム「Clarity AI」に出資

関連記事

⾮財務情報を企業価値として評価する取り組み事例集へのリンク

ピックアップ記事

  1. 2024-3-12

    インベスコ、クライメート・アクション100+から脱退へ

    3月1日、アトランタに本拠地を置くグローバル資産運用会社インベスコが温室効果ガスの排出量削減や気候…
  2. 2024-3-12

    欧州、強制労働による製品を禁止

    3月5日、欧州議会と欧州理事会は、強制労働によって生み出された製品が欧州内で販売、輸出されるのを禁…
  3. CSRD報告開始で高まるESGデータフローの管理は投資家の課題

    2024-3-12

    ブルームバーグ調査:CSRD報告開始で高まるESGデータフローの管理は投資家の課題

    3月5日、ビジネスおよび金融市場情報サービスプロバイダーのブルームバーグが発表した新しい調査による…

アーカイブ

ページ上部へ戻る