アサヒ飲料、リコーの技術を使用した完全ラベルレス商品を販売

11月19日、アサヒ飲料株式会社は、株式会社リコーのレーザーマーキング技術を使用した完全ラベルレス商品『アサヒ 十六茶』PET630mlダイレクトマーキングボトルを12月21日よりAmazon.co.jpにて1,200箱限定のテスト販売を実施すると発表した。リコーのレーザーマーキング技術を使用したラベルレス飲料商品は、食品業界で初めてとなる。

リコーのレーザーマーキング技術はレーザーにより、ペットボトルのごく表面のみに加工を施すことで描画する技術でインクなどの不純物がないため、リサイクル性を低下させることなく必要な情報を表現することが可能になる。

この技術を活用することで従来のラベルレス商品で表示に使用していたタックシールやネックリンガーなどを使用しない、さらにエコでラクな完全ラベルレス化を実現することが可能となる。11月中旬より、アサヒ飲料の富士山工場にてリコーの試験機を設置し限定生産する。

アサヒ飲料は、「持続可能な容器包装」に向けた取組みを「容器包装2030」と題して、2030年に向けた目標値を設定し、事業活動における環境負荷低減を目指している。「ラベルレス」商品においても先駆け企業として新たなラベルレス商品の開発やPR活動を継続的に行っていくとしている。

【参照ページ】
食品業界初、レーザーマーキング技術を使用した完全ラベルレス商品『アサヒ 十六茶』PET630mlダイレクトマーキングボトル

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