東京ガスと鹿島建設、都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

東京ガスと鹿島建設、都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

7月7日、東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)と鹿島建設株式会社(社長:天野 裕正、以下「鹿島」)は、鹿島らが開発したCO2吸収型コンクリート「CO2-SUICOM®」を、都市ガス機器利用時の排ガスに含まれるCO2を吸収・固定化させて製造する技術に共同で取り組むことに合意したと発表した。

都市ガス機器利用時の排ガスを利用したコンクリートの製造は、世界初の試みとなる。
東京ガスと鹿島は、今後の本格商品化に向けてCO2固定量を更に増加させる技術開発を進め、無筋プレキャストコンクリートブロックの各種商品(太陽光発電設備の基礎ブロックや境界ブロック等)に「CO2-SUICOM」の技術を活用していくことで、日本国内のCO2排出総量の削減および脱炭素社会の実現に貢献していくとした。

【参照ページ】世界初!都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る